スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

青年部の存在

2009年01月13日

 平成18年柿の収穫が始まるころ。
 
 偉大なる大先輩、M田氏から
こんなアドバイスをいただいた。

 「mcmt君、青年部に入れ。活動を通じて
タテとヨコのつながり、地元とのつながりを
もっと深めなさい。」と。

 以前から青年部には興味があったので、すぐに
申込に行った。

 はいってまだ2年だが、いろんな活動を
体験させていただいた。

 すべてが初めてで、おもしろい。
会社員時代にはこんな組織活動はなかった。

 そのなかでも、特に2つ紹介したい。

 ひとつめは、「虫追い祭り」。
歴史と伝統のある文化だ。
現在は3年に一度実施している。

これは是非ライブで見るべし!

 祭り好きの私は、自分の勇姿?を
嫁さんに写真やビデオをとってもらい
年賀状まで作成し、知人・友人・親戚
に送った。

 次に、青年部大会で行われる
「組織発表」

 何ヶ月もかけて準備したが
おしくも県大会で敗退。

 その日の打ち上げで、プロジェクト
チーム全員が悔し涙を流し、
男同士が堅く抱き合い、お互いをたたえあった。
そのような経験はこれから先あるだろうか・・・。
一生忘れないだろう。
 
 青年部に入ったおかげで、せまい
フィールドから、一歩抜け出すことができた。
活動を通じて、いろんな人と知り合うことができた。

大阪から引っ越してきたときとは大違いだ。
本当に感謝、感謝です。

では今日はこのへんで、チャオ!



  


Posted by mcmt at 19:16Comments(2)新規就農者

自分から近づいていく

2009年01月12日

自分たちのブドウ園ができた。
雨よけトンネル施設をおよそ20aほど。

翌平成16年4月にビニールを被覆した。
被覆したその夜、悲劇がおこった。

風速23.5m、春一番。

関西にいたときは、こんな強風は経験
したこともなかった。

自分も施工にはいったブドウ施設は、半壊状態。
ビニールははるかかなたで見つかった。

原因は2つ。

天気予報をチェックしていなかったことと
ビニールをとめるバンドをしっかりしめていなかったこと。

実はその時点では、春一番の存在も、どれだけバンドをしめれば
いいかも知らなかったのが現状だった。

本当の原因はオレの無知にある・・・。

今までは本やインターネットで情報収集していた。
これじゃいけない。情報は現場を知る地元の人
からもらわないと・・・。

そう痛感したオレはそのときから
いろんな人に話を聞くことをはじめた。

まずは、地元の集落の行事には積極的に参加した。
コミュニケーションをとりながら、歴史や文化、生活の知恵などを
学んだ。また、農業に必要な、風の読み方、山の状態から
天気の予測の仕方なども教わった。

勉強会にも参加した。「新規就農者で右も左もわかりません。
教えてください」と
自己紹介のときには必ずつけるようにして、色んなことを吸収した。

地元の集落の人がこんなことを言った。
「話しかけてくれるとうれしいねぇ。なかなかこちら
からは話しづらいからねぇ。」

そうか、そういうことか・・・。

周りの人は、オレが何をしているか興味をもって
見ていたらしい。しかし、どこから来ているのかも
わからないし、ましてや地元の人でもないとなれば
話かけるのをためらっていたようだ。

自分から近づいていくことの重要性を
改めて学んだ瞬間だった。

今では、ごく自然に声をかけてもらえる
ようになった。色んな人にいろんなことを
教わることは、もちろん今でも続いている。

では今日はこのへんで、チャオ!
  


Posted by mcmt at 19:01Comments(4)新規就農者

いざ農業をはじめる!

2009年01月12日

「農業をしよう!」と決意した私は
新規就農者のためのセミナーを
受講した。そこで言われたのが
「農業をまったくしたことがない
新規の就農者は、3年でほとんど
いなくなります・・・。」ということ・・・。

その理由として

「生活環境があわない」「収入がない」
「イメージと現実が違う」 など。

そういえば・・・。

関西から福岡県に引っ越してきたときは
言葉もわからへんし、習慣や文化も理解でけへんかった・・・。

夢や理想はあるけど、収入はなかったなぁ・・・。

よくよく考えると、いつでも誰かが支えてくれてる。

無理して筑後の言葉使ってたら、ある近所の人
から、「君は関西出身でしょ?関西弁で話すほうがいいよ。」
あれから肩の力が抜けて、気後れせずに関西弁を
しゃべってる。その一言を言ってくれた方は、今も
よきアドバイスをくれる大先輩や。

2年間は農業ではまったく収入がなかった
なぁ。収入どころか、お金はでていくばかり・・・。

だから、昼は農業、夜は料亭で皿洗いのバイト
をした。30過ぎのおっさんをよう雇ってくれた
と思う。やさしい女将さんと大将で、事情を理解
してくれて、食事までつけてくれた。もちろん今でも
おつきあいは続いてる。

私には、「あきらめる」という考え方は存在しない。

「このきつい時期を乗り越えれば、必ず追い風は
オレに吹く!」など、わけわからんことを思いながら
がんばっていたのを思い出す。


では今日はこのへんで、チャオ!











  


Posted by mcmt at 00:04Comments(0)新規就農者

きっかけは子供の笑顔

2009年01月10日

少しだけ7年前のことをふりかえります。

当時勤めていた会社が上場することに
なりました。営業職だった私は、その準備の
仕事に携わることになりました。
私は、そこで経営者の思いや、会社運営の
ノウハウを現場で学ぶことができました。
いつしか「自分で会社をたちあげたい」
という気持ちになっていきました。

ある日のこと。嫁さんの実家から季節の
果物や野菜が送られてきました。子供が
口のまわりをベタベタにしながら、その
果物をおいしそうに、満面の笑顔で食べて
いるではありませんか。

「これだ!」

「子供をこれだけの笑顔にしたり、その笑顔を
見て、周りの人までもが笑顔になる。」

そんな喜びを提供できる作物を自分で栽培し
販売してみたい。
これが、私の農業の世界に入るきっかけでした。


では今日はこのへんで。チャオ!
   


Posted by mcmt at 18:59Comments(1)新規就農者

はじめまして!mcmtです。

2009年01月09日

はじめまして!mcmtです。
みなさんよろしくおねがいします。

このブログでは、「新規就農者」の私が
農業をしていて、感じたことなどを
なるべく素人目線で書いていきます。

このブログが、これから農業をしようとしている
人や、農業に興味を持っている人の
お役に立てればうれしく思います。

では、今日はこのへんで。チャオ!  
タグ :新規就農者


Posted by mcmt at 19:22Comments(1)新規就農者